北国の歴史 2
旧旭川僧行社について。
バス停の前の信号を右に折れてすぐの所に、旭川で生まれ、『天平の艶』や『敦煙』などで知られる作家井上靖の旭川市井上靖記念館があります。
これは1991(平成3)年に世を去った氏の業績をたたえて建てられ、氏の生原稿や作品のほか、日本画家の平山郁夫ら、井上氏と親交のあった芸術家の作品も展示されています。
井上靖記念館のすぐ隣にある白壁の洋館が旧旭川楷行社(国重文)です。
陸軍将校の親睦団体であり研究組織でもあった借行社の集会場として利用された所です。
陸軍第七師団が札幌からの移駐を終えた1902(明治35)年に竣工した木造2階建で、純白の外壁と、正面中央にはり出した半円形のバルコニーをもち、およそ軍隊の施設とは思われない優美な姿を誇っています。