小さなころと今 その1
小さいころ、何が好きだったか覚えていますか?
わたしは小さいころから紙が好きでした。
裏に印刷がしてない広告紙があって、クレヨンかちびた鉛筆の一本もあれば、いつでもひとりで楽しむことができました。
だから、大好きな紙が何枚も綴じられているノートはもっと好きでした。
学校で使うノートも、うしろのほうはほとんど授業に関係のない落書きや、最近気に入っているマンガの真似をしたり、先生や友だちの似顔絵を描いたり。
やや大きくなってからは好きな曲の歌詞をイラスト入りで書いたり、ミニ・ストーリーをつくったり、もう授業中は楽園状態でした。
「机があって、ノートをしまう引き出しもあって」の秘密基地では、まずノートの楽園状態をつくり出すのです。