絵本紹介4
五味太郎作/福音館書店刊
十数年前、中国の北京師範大学で絵本についての講演をしたことがあります。
そのとき科学の絵本の一例として、『みんな●●●』をとりあげました。
排泄は万人共通です。
科学の絵本といいますと、とかく科学的知識や情報を教えこむための絵本と考えられがちですが、
それは教科書や参考書の役割です。
絵本は、教科書とはまったく違う働きかけをする不思議な、
おもしろい力をもっている本です。
教えられたことは、知識や情報として頭のほうに入ります。
しかし絵本は心に働きかけ、心を動かす力をもっています。
頭に入るのではなく、心に絵本体験として残るのです。